2017年03月22日
ジロキチライブ。
久しぶりのジロキチライブ。
これまで3~4か月間隔だったが今回はおよそ半年空いた。ただし、その間に横浜公演があったのでノーチェとしては4か月ぶり…東京と横浜を半年に一度づつ、年に4回のライブができたら上々だ。
ジロキチでのライブを再開してから2~3年になる。
それまでの数年は音楽祭などの催しから声がかかっていたから定例ライブまでなかなか行き着かなかった、これはありがたいこと。しかし、イベント規模縮小などで我々の出番も減少、さあ定例ライブをと再開したのだ。
ジロキチでの再スタートは必然的だった。渋谷や六本木は今や再生期、きっとまた魅力的な街になるだろうが今は虚栄の街、その点ではいわゆる「中央線沿い」にはかつての街力があって、そんな歴史と文化に街に混じりたかったのだ。
しかし、ライブをするにはお客様に来場していただかないことには意味がない。そこで我々かは厳しい現実を目の当たりにするのだった。
イベントなどの無料会場では黒山の人だかり、これに慣れてしまうと勘違いが起こる。
「お客様はあつまるもの」
いざ、ライブをするとなると…
およそ3千円の入場料金のほかに飲食代に交通費…これはお客様にとってはかなりの出費になるわけだ。自分よがりの音楽はお客様にとっては時に苦痛に感じることもあるだろう、それを強要することはできるわけがない。一方、ライブハウスにしてみればお客様に入ってもらっての商売だ。我々は他で稼ぐからたまたまこの日に客入りが悪くても…と思いがちだがそれは違う、ライブハウスは毎日だ。
バンドとして発表の場がなくなるのは死活問題、私たちが広報する努力は最大限にするべきなのだ。
共倒れは避けたい。
かつて、広報手段といえばチラシやダイレクトメールが主流だったが、今は各自のホームページやインターネット各種…これらは一見便利そうだが他の宣伝と混同して存在感に欠ける。
難しい。
便利は不便の始まり。
幸いにも必ずご来場くださるマニアックなお客様がいらっしゃる、私としてはそれがとても励みになっている。このようなファンのみなさんの期待を裏切らないような喋り…いや、演奏をすべく日々是精進だ。
眉毛の話は別として…
ご来場くださったマニアックなみなさま、ありがとうございました。
また、ご来場のほどよろしくお願いいたします。
喋りも一層マニアックに。
メンバーが笑って演奏できなくなるやつをさらにやります。
乞うご期待!