3月の東京WS、終了しました!
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流石にこれほどの人数になると、全員にドラムを叩いてもらうのは無理。身体を使うワークと演奏をミックスしながら、全員で感覚を共有してもらう進め方にしてみました。
少しずつ、笑いも取れるようになってきたぞ!(^^)
同じワークでも、仏頂面で深刻にやるより、笑いながらやる方が上手くいくんです。
出来てるのか?これでいいのか?合ってるのか?・・・などなど気になるものですが、身体に起きている感覚に集中することが最優先です。
評価、判断はそのあと!
腰の入れ方、肘の位置などは、見た目だけでは出来ているかどうかわかりません。そこで二人組になってもらって、相手の手を押したり、肩をぶつけたりして、対象物(ドラムの場合は楽器)に対して力がどのように作用するかを「検証」する、ということをやります。
個人レッスンではもちろんドラムを叩いてもらって「音」で検証しますが、身体操作を検証する方法は他にも色々ありますね。グループレッスンならではの、面白いところだと思います。
感覚を覚える作業は、一人ではできません。
出来ている人と「場」を共有するか、他人からのフィードバックをもらうか、どちらかが必ず必要です。
必要なのは、知識の積み重ねでも、教科書的な練習量をこなすことでもないのです。
出来ている人の感覚と「共鳴」することができれば、自分も出来るようになります。
それはちょうど、言語の自然習得と似ています。いくら英語を「勉強」しても、話せるようにならない人が沢山いる。
一方で、英語圏に住んでしまえば、話せるようにならない人はいません。
頭の良し悪しでも、能力の差でもないのですね。
「その場に身を置くかどうか」
そして、
「繰り返し体験するかどうか」
だけです。
これは文章や映像で伝わらない部分であり、目に見えない要素でもあります。
とても大切なのですが、あらゆる情報、教材において、しばしば抜け落ちているのですね。
レッスンやワークショップを、「繰り返し体験の場」として活用してください。そして、新しい感覚を「自然習得」してしまいましょう!
知識を積み重ねてより洗練するのは、その後で十分ですよ〜。
次回は大阪WS、4月7日(金)です!
http://www.reservestock.jp/events/178326/
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