堂所山には五年前に、同じコースで登った事がある。
その様子は、こちら
五年前は、急に雨に降られたりもしたが、
雨同様降りしきる紅葉が、非常に印象的だった。
今年も紅葉のシーズンなので、久しぶりに行ってみたくなった。

車で家を出たのは、朝の6時過ぎ。
高速を八王子で降りてみて、ちょっとアタフタしつつ、
目的地の木下沢の梅林に到着したのが、7時20分。
フェンス脇に車を止めて、

準備をして、木下沢林道に入る。

この林道はけっこういきなり良い感じなんですわ。

20分ほどで、7時43分、ひとつ目の車止めゲート。
これを通過して、あっけなく、

木下沢キャンプ場跡。

ザリクボ沢とそれにかかる木の橋。水場。
この橋を渡った山道に取り付くと、

景信山。
最初、ここへはこの景信山に登るために来た。

他に
林道を進み関場峠から堂所山、陣場山、景信山に至るルート、
北高尾山稜ルートに直登、狐塚峠に出て同じく堂所山に至るルートがある。
今日はのんびり紅葉の林道歩きも兼ねて、林道を直進。
地図を確認すると、関場峠までは1時間。

キャンプ場跡の出口の車止めゲートを越える。7時54分。
ここを境に急に山深い雰囲気に変わる。
やや薄暗い沢沿いの林道を行く。

今の皇太子の浩宮の生誕記念植樹の碑。8時2分。

ま、こんな小滝があったりね。

8時31分、急に開けた場所に出る。
ま、沢沿いで山深い雰囲気は良いが、
薄暗い林道を30分歩いた後なので、ちょっと上がる。
ほんとは快晴なんだよねえ。

8時52分、林道終点。
さっきのところから20分ぐらいが、
次第に勾配がきつくなるのと、
林道に飽きたのもあって、ちょとしんどかった。
この先の左手から関場峠に登る山道が始まる。

急なジグザグの山直をちょいと頑張って、関場峠。8時54分。
北高尾山稜ルートの間の峠で、
堂所山と逆に行けば、八王子の城山まで行ける。

北高尾山稜は地図を見る限りは、お手軽な尾根歩きに見えるのだが、
小さなアップダウンを繰り返すきついルートらしく、
ガイドブックなどでもよく健脚コースに入っている。
この堂所山への道も、最初は楽しい尾根道なのだが、
やがてアップダウンし始める。

今までの山歩きの経験から、今日はちょび厚手のシャツに
ユニクロのペラペラのウィンドブレーカーという軽装で来たのだが、
それでも暑くなって、ウィンドブレーカーは脱ぎ、袖もまくった。
まあ歩いてると真冬でも暑いんだよねえ。
寒くなった時用には、一応ユニクロのダウンも持って来ている。

アップダウンどころか険しいアップアップが続くところも有り
けーっこうしんどい。こんなシンドかったかなあ、、、。
きつい登りを終えると、

こんな熊笹とか、少しまったり楽しめる道も。
そんなこんなで、

とおちゃああく!9時32分。
山地図のコースタイムは40分。
途中けっこうヘバったりしつつ、ほぼコースタイム通り。

喜びの地鶏。

ちなみにキャンプ場跡を出発してから1時間40分で、
出会った人間は、明王峠から下って来たという
山ガールっぽい格好のおばさん1人。

山頂はこんな感じで、ベンチがふたつ。
前来た時は、陣場山方面に開けていた視界が、
木が茂ってやや悪くなっていた。

ま、とりあえず。

攻撃開始。と言ってもまだ朝の10時なので、コーヒーとチョコバー。
まあ、このコーヒーの美味しかった事!
いやねえ、肌寒い山で飲む一杯のコーヒーは美味いのよ。

前ここに来た時は、急に雨に降られて、
ポンチョ被って悲壮な覚悟で登って来て、
雨の中で、今日みたいな軽食を摂った。
あれも美味かったなあ、、、。
山々から雲が湧き出すような景色も良かったなあ。

堂所山は高尾山から陣場山に続くポピュラーな縦走ルートの
途中にあるピークのひとつでもあるので、
この山頂では、二組くらいのパーティーと一緒になった。

さて帰り。
ま、車で来たので、同じルートを戻る。
毎度の事だが、下山の途中は、
「ま、よくこんだけ登って来たもんだな、、、。」と思う。
ま、今回も思ったが、思った以上にややウンザリ。

途中、

ちょっと「おお!」と思った景色。

あとは、

ヘビさんにょろにょろみにょろにょろ、
合わせてにょろにょろむにょろにょろ。

帰って調べてみたが、「ジムグリ」っぽい。

ま、ほぼウンザリしきったところで、
キャンプ場跡に戻ったのが、ちょうどお昼前。

メシ。と。
カップ麺かさばるので、中身だけポリ袋に入れて持って来た。
コンテナ兼食器のジップロックスクリューロックに
入れて、ポリ袋を広げてそのままお湯をジャー。

フタして3分。

出来ましたあ。

ごっそさんっしたあ。

ポリ袋を丸めてポイ。汚れ物も出ない。

この「中身だけポリ袋作戦」で、
今回一応カップヌードル、チーズカレーヌードル、カレーめし、
と、3食持って来た。
カップヌードルごはんの類、リゾットなんかも
アルファ米使用なので、この手で行ける。
保存食用のアルファ米より値段も手頃で、
摂取カロリーもほぼ同じか、やや多いくらいである。

主人の帰りをけなげに待っていた「赤い運命」号。

どっかでツェルト張り実験でもやろうか?
とも思ったけど、久しぶりの山歩きでちと疲れて、ご帰還。