エリントン、マリガン、シナトラ | ドラタムのブログ

ドラタムのブログ

ブログの説明を入力します。

このブログには、ご無沙汰いたしております。
が、僕は、元気に、音楽的にとても充実した日々を送らせていただいております。


日記的内容ですが、

先週の土曜は、前橋の「夢や」というピザレストランで、
一昨年にアルバム「Here's to life」の録音にも参加させていただいた、
シンガーの山本真理子さんのグループで演奏でした。

素晴らしいお店で、スタッフの皆様、お客様、メンバー、全てが素晴らしくて、
もちろん反省は多々ありますが、とても良いライブになりました。
終わった後のマスターとの話も、いただいたピザも最高に印象的でした。
また行きたいお店が増えて嬉しい。精進します。






さて、今週は

明日木曜日にはベーシスト紙上理さんのバンド、
エリントニアン7で、NHKラジオの収録、こちらは、お席はもうご用意できないようなのですが、


19日金曜日には、僕のここ三ヶ月やっている、
ジェリーマリガン(ジャズ史上有名なバリトンサックスプレイヤー)のコードレスカルテットのレパートリーを主に演奏するグループで
高田馬場サニーサイドで演奏します。ぜひいらしてください!20時から演奏スタートでございます。
実はこのバンドの素晴らしいメンバーたちとは、毎月一度リハーサルをしていて、
二回目のライブにして、息もとても合っているので、とてもオススメできます。



マリガン、昔から、ちょくちょく聴くのは好きで、
アルバム「Night Lights」などは本当によく聴いていましたが、
昨年くらいにコードレスカルテットの「at the Storyville」を聴いて、
バルブトロンボーンのボブブルックマイヤーとのコンビネーションにすごく感銘を受けたのでした。
あまりに二人の絡みが息が合うので、このアンサンブルは即興なのか、そうでないのか。。。何て思ったのでした。

その後、トランペットの宮本さんやアルト/バリトンサックスの古野さんと、
そんな話などをするうちに、とても面白くなりそうだなと思い、このグループをやることにしました。

で、音を出してみたところ、これは面白いな、というのはすでに確信に変わっております。


ぜひ、一度、聴きにいらしてください。
もちろん、マリガンのバンドのただのコピーには終わらせません。

が、マリガンの残した録音、同じ曲の違ったバージョンなんかを聴いていくと、
マリガンはきっとメンバーにはこんな指示を出していただろうな、とか、
あらゆる音楽的な工夫を発見することができて、
まるで、マリガンさんと話をしているような気分です。

音楽というのは一緒に演奏している共演者や、
聴いてくださるお客様、
そして、曲を書いた作曲家やアレンジャーとの対話だったりする要素があるんでしょうね。


とても嬉しいひと時です。

そして、根本的にマリガンさんの音楽は人懐っこくて楽しい印象です。
そういったところもサニーサイドにはぴったりなので、改めて、

是非是非、どうぞ宜しくお願い致します!!!






その翌日20日土曜日には、不動前のSound Gallery Slope にて
素晴らしいトランペッター Mike Zachernuk のクインテットに初参加です。
普段はマイクのオリジナルをメインに演奏しているみたいなのですが、
今回はフランクシナトラのレパートリーをマイクのアレンジでお送りするとのこと。
「シナトラのレパートリーって、1000曲くらいはあるんじゃないのか?スタンダードはだいたい歌っているのではないのか?」
というツッコミはありますが(笑)、とても楽しみなライブ、こちらもゼヒ!




ということで、期せずして、
表題のような、偉大な先人たちのレパートリーを演奏する3日間になりますが、
各先人、それぞれに聴くたびに、新たに発見があるという、
毎回遺産から得るところがあるという。
感謝の念とエネルギーが湧き上がります。

是非是非お越しください。どうぞ宜しくお願い致します!