今日は朝から保育園でやんちゃなキッズたちの前で演奏。
キッズの前での演奏はいつも自分を試される。
彼らの集中力とこちらの集中力のせめぎあいだから。
演奏が作業にならないよう心がける。
常に一対一で話しているように。
なるべく一人一人の顔を見る。
ソロライブ後、やはり意識が変わったような気がする。
今日のみんなもいい笑顔だった。
少しでも記憶に残ってくれてたら嬉しいな。
渋滞に巻き込まれつつ帰途へ。
そして自分へのご褒美に吉野家へ。
草食系男子とは言わせない。
ベジ丼?
冗談だろ。
並盛り?
バカ言うな。
大盛り?
とんでもない。
特盛りで。
なんなら牛皿だってつけていいぞ。
肉食系男子は牛丼特盛りとサラダをお持ち帰りだ。
早速、家に帰り実食。
ん、こんなだっけ?
なにか釈然としないままフタを閉じる。
するとそこには大盛りのシールが。
これか、違和感の正体は。
記憶を巻き戻す。
おれ、確かに特盛りの料金払っている。
大盛りと特盛り130円の差額である。
泣き寝入りは・・・しない。
以前、ツナのおにぎりを買ったのに具が明太子で思わず全部食べてしまい、泣き寝入りするしかなかったみたにとは違うのだ。
今回は証拠がある!
完食した空箱とレシート携え再度吉野家へ赴く。
「おい!特盛りって言ったのに、大盛りじゃねーかよ!どーなってやがる!」
とはもちろん言わず。
「あの申し訳ないのですが、全部食べてしまってから気付いたので差額分だけいただけますでしょうか?」とあくまでお伺いの姿勢。
店員のおねーさんかぶせ気味に「申し訳ありません!」と平謝り。
「全然平気っす!」と明るいデブを演出。
しかしなかなか差額を渡してくれない。
こちらの意図が伝わってないのか・・・
眉間にシワを寄せて真剣な表情で虚空を見つめておられる。
次の瞬間。
レシートの裏で計算を始めるおねーさん。
なにやらえらく難しい計算をしている。
筆算を久しぶりに見た。
そして手渡された180円。
・・・あ、あれ、みたにが間違えたのかな。
そうだよね!
筆算までしてくれたんだから間違いないよね。
安心して、家路につく。
たかだか180円。
されど180円。
だけどこれからの長い人生で。
なにかの拍子で180円が必要に足なる時が来るかもしれない。
死んだ時に←死んでんのかよ
三途の川を渡るであろう。
その時手持ちがなくて
「あ、やべっ。180円足りね」ってなるかもしれないのだ。
地獄の沙汰もカネ次第なのだ。
などと考えながら帰宅。
うん・・・やっぱどう考えてもおかしい。
680-550=130 である。
50円もらいすぎてる。
また店に引き返す。
「あの、50円多くもらってます」
「あー、すみません!」かぶせ気味に謝るおねーさん。
たかだか50円。
されど50円。
これからの長い人生で50円が必要になるときが・・・いや、もうよそう。
右往左往した自分につくづく小市民だな、と確信した。
なんかどっと疲れました・・・
気持ちが。
一休み、一休み。
むべなるかな。