つい先日、外国の大物ロックスターが亡くなったのをSNSで知りました。

記事を色々な人がシェアしていたのですが、結構な確率で「R.I.P」の文字。
追悼的な言葉なのは、なんとなく理解できるのですが、意味が分からない。

その略語は前から疑問だったのですが、今回ようやく分かりました。
「Rest in peace」の略だったのですね。

意味が分かったところで、文法的には命令形ですよね。
「安らかにお眠り下さい」みたいなニュアンスなのでしょうが、
どうも略語になってしまうと、少々投げやりな気がしてしまう。

いや、きっと外国ではそれで大丈夫なのだろうし、失礼ではないと
思いますが、横文字が弱い自分としてはやっぱり違和感が。
「お悔み申し上げます」とか「ご冥福をお祈り申し上げます」の方が、
礼儀と尊敬がある気がします。

そう思うと、こういう言葉は日本語で略しづらいですね。
「ご冥福をお祈り申し上げます」を「ごめいのます」とは
略せないし、言わないし、意味がわからない。

そういえば略語から会社名にっていうのは、結構ありますね。
ということは、親しみをこめて略語にする場合もあるのか。
ならば、先述した「R.I.P」も親しみを込めてってことなのかも。

最初は、どこの竹下総理の孫だよと批判的に思っていましたが、
こうして書いてみると、使うのも悪くないものかもと思いました。
じゃあ、自分も親しみを込めて。

「S.K.T」=酒飲みたい。

お後が、そんなによろしくもなかったか。