めっちゃ久しぶりのブログへの投稿です!
『スーパー太鼓ジュニア』の思いを綴りたくなったんですが、Facebookは長文の投稿はちょっと厳しいですし、こう言う思いを記していくのは、やはりブログなのかなぁ。。。
と、そんなことを思っての投稿ですね!
現在、『スーパー太鼓ジュニア』の新たな第8期生としてのメンバーを、追加で若干名のみ募集しています!
さてさて、今更なんですが、そもそも『スーパー太鼓ジュニア』って何?
と思っている方も多いかと思いますので、少々長くなりますが、お伝えしたいと思います。
まず、『スーパー太鼓ジュニア』はチームやグループでもなく、プロジェクトとしての位置づけです。
いろんな10代、20代の若い太鼓奏者が、上手くなりたい! プロになりたい!
そう思って頑張っているかと思うのですが、僕が若い頃そうだったように、上手くなりたいと思っても、どうやったら上手くなるかは全く解りませんでした。
特に僕が若い頃はインターネットも無い訳ですし、更にはDVDは当然、CDも存在しない、教則本も無い状況で、毎日手探りで練習していた訳です。
僕はいつも思っていました、
「自分に的確なことを教えて導いてくれる人がいたらどんなに良いのに!」と。
これが1つ目の理由!
また、現在の活動の中、僕は高文連、
つまり、高等学校郷土芸能発表会の東京と神奈川の大会の審査員を長年勤めてきて、高校生の無心になって毎日取り組む姿は素晴らしく、また人の心を打つ!
その様に感じ、こんな若い奏者の熱い演奏を多くの人に観てもらったらどんなに良いのに!
と、感じていました。
要は、高校野球と同じで、プロ野球も当然良いんですが、高校球児の熱い試合は人の心を打つことと同様で、高文連の演奏はまさしく、和太鼓界の甲子園。多くの人に観てもらいたいと感じていました!
これが2つ目の理由!
もうひとつ、人間を育てるのは、環境と習慣ですので、上手くなるにはプロの世界に入ることがやはり、1番の近道になると。
つまり、研修制度があるような有名なプロの和太鼓チームに入ること!
確かにそうです! 否定できません。
ですが、、、
時間も費用も掛かりますし、
また1つの団体に入ることは、その団体の指向性や考え方を共有し、上達すること以外のことも望むかどうかは関係なく、多くを取り組んで行かなければなりません。
当然、掛け持ちなど許される訳では無いし、
その団体の方向性以外のことを行うことも許されません。
かなりの制約があります。
僕自身が有名和太鼓チームに属していたので、その辺は凄く理解しています。
でも、他のピアニストやドラマーの様な者達が、レッスンを習いに行ったり、ミュージックスクールに行ったりすることと同様に、
太鼓奏者もそんな感じで太鼓を習えればどんなに良いでしょう!
これが3つ目の理由!
僕はこれらの「3つの理由」で、『スーパー太鼓ジュニア』をやっていこうと決心しました!
もちろん、これを継続していくことは半端なく大変です!
利益になると思っている人がいたら、それは大間違い!
その逆!
時間も、手間も、お金も掛かります!
大変だから、こんなプロジェクトをやる人がいないんです!
一度、「林田さんのやっているジュニアってイイですよねー、僕もやってみようかなと思っているんですよ!」
と言われたことがあります。
どの程度の覚悟で言っているのか解りませんが。。。
僕自身、何度も止めようかと思ったこともありますからね。
それでも、僕は太鼓界にとって意味がある活動と信じて、自分の理念で行っていますし、
これからも続けて行くつもりです。
ただし、
これだけは言わなければならないのは。。。
『スーパー太鼓ジュニア』に入れば、何とかなる!
って思っている人は間違いです!
そんなに甘くはありませんね。
基本的には、毎日必死に練習していても、なかなか上手くならないし、また上手くなる方法が解らない!
とか、、、
どこに向かっていけば良いのか解らない!
とか、、、
太鼓で多くの経験をしたい!
等と思っている若い者へ手を差し伸べて、この様に進めば良いと導く為にあることを忘れてはいけません。
考えが甘いメンバーがジュニアに参加しても、僕はサポートを止めてしまいます。
何度か伝えて、変わらない場合、と言うか、変わろうとしていない場合は、完全にサポートを止めます。
お金をもらってやっている訳でも無いですし、
僕の理念で行っている状況ですので、
考えが甘いメンバーにサポートするような時間はありません。
逆に必死で頑張っている高いモチベーションと実行力あるメンバーには、こちらもできるだけサポートしてあげます。
あくまでも自由参加であることを知っていて欲しいと思っています。
本気でプロを目指す者にもサポートを行ってきました。
これまでにも、『鼓童』の研修生になる為のサポートも行ってきており、3人のメンバーを無事に佐渡に送りました。
また、『TAO』の研修生にも1人のメンバーを送りました。
全てのメンバーが、正式なメンバーとなっていくことを願っています!
こんな、他には存在しないプロジェクト、『スーパー太鼓ジュニア』は、
今後も太鼓界の多くの人に必要とされる存在になるよう、活動を強化して行くつもりです。
今後とも、『スーパー太鼓ジュニア』をよろしくお願い致します!