うーん、ちと大げさに振りかぶりすぎたな、、、。

まあねえ、マインドフルネスに関する事は、すでに解説書も

情報もたくさんあるので、今更僕が付け加える事もないか、、、。

 

ま、気楽に書こう。

 

ま、やってみて明らかにストレスは減りましたね。

以前より頭の中がかなり平和。

不快な想念にまとわりつかれる事も減ったし、

気持ちの切り替えもうまく出来るようになった。

 

ま、怒りなら怒りがポッと頭に浮かぶとですね、

それについて考えちゃうんですよね。

「こんな事で怒って情けない。」とか

「でも、あれは許せない。」とか「こうなったいきさつ」とか、

頭の中は過去と未来を行きかい、

考えにどんどん枝葉が出て来て、その全てについて

細々と考えだして止まらなくなって、頭の中がそれでいっぱい。

 

ま、仏教でよく「囚われ」というのは、こういう状態なんでしょう。

感情に振り回される。

 

ところが脳科学的には感情って、ある情報入力に対して

けっこう自動的に沸き起こるように出来ていて、

取り合わなくて良い場合も多いんですよね。

マインドフルネスだと、感情を客観視する習慣が付くので、

感情が沸き起こった時に、直ちに取り込まれてしまう事は減る。

 

具体的には瞑想中にある考えが湧いたら、

基本の瞑想なら「雑念」と分類して無視して呼吸なら呼吸への集中に戻る。

この時考えを善悪などでジャッジしだしてしまうと、上記のごとく枝葉が出だして、

囚われてしまう。

 

普段でも使えますけどね。

怒りが湧いたら、「怒りが湧いてるなあ。」くらいの感じで客観視する。

必要なら怒ったって良いんですよ。

ただ怒る前に一歩引いたところから判断できる。

怒るほどじゃないなら、「怒ってるなあ」と放っておいて、

今やるべき事に集中しなおせば、やがて薄れて行く。

無理に抑え込んでも、どっかに溜まっていつか噴き出すので、

出て来たら出しちゃう。

 

不安でも後悔でも同じ手で対処できる。

怒りなら怒り、不安なら不安にただ振り回されるより

よっぽど良い。

 

同じ情報の入力に対して湧いた感情への対処で、

それがストレスになるか、ならないかが分かれる。

 

考えてみると「怒っている自分を冷静に見ている自分が居る。」

って不思議な感じで、もうちょっと深く探るとこの辺も非常に面白いんですが、

基本的な瞑想だけでも、充分役に立ちます。

上記のような事を知っておくだけでも良いでしょうね。

その練習として分かって瞑想するのは、なお良いでしょう。

 

別に宗教じゃないんで、ツールとして捉えても良いと思います。

ま、瞑想って言わなくても「練習」でも言い。

実際、海外のマインドフルネスの本では「ワーク」っていう表現が多い。

 

スマホの普及以降、情報が多いですからね。

情報が増えれば、上記のように自動生成される感情も増える。

ものすごく増えたんじゃないですかね?

いちいち振り回されると疲れ切っちゃう。

実際疲れ切っちゃってる人が世間には多そうで。

 

僕自身それもしんどくて、何か手を探していた訳で。

今更スマホなんて無くなりゃしないだろうし。