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ドリーム・シアターにマイク・ポートノイが電撃復帰!  

ドリーム・シアターにオリジナル・ドラマーのマイク・ポートノイが復帰することが発表された。2010年の脱退発表から13年ぶりのカム・バックとなる。

オフィシャルHP(こちら)に発表されたポートノイのコメントは下記の通り。

「古巣に戻り、兄弟のような連中とまた一緒になれて、ものすごくうれしいよ! 僕らは一緒に、数えきれないほどの経験を分かち合ってきた・・・数えきれないほどの思い出と、数えきれないほどの音楽・・・この旅が始まってから40年にもなるんだからね! 一緒に新しい音楽を創れると思うとワクワクするし、ツアーに出て、このラインナップを観たことのない、新しい世代のファンの前で演奏するのが待ちきれないよ。やっぱりわが家が最高さ!」

ドリーム・シアターは1985年に結成され、89年に『When Dream and Day Unite』でデビュー。92年発表の『Images & Words』がヒットを記録。ポートノイは巨大なドラム・セットを自在に操り、超絶技巧を駆使して繰り出す、メカニカルでメロディアスなアプローチで世界を席巻。日本にもファンは多く、彼に影響を受けたと公言するプロ・ドラマーも数多い。

作詞も手がけるバンドの頭脳として活躍するも、2010年に脱退が発表。その後、大規模なオーディションを経て、マイク・マンジーニが加入。10年以上に渡りバンドを支え続け、今年4月に行われた来日公演での熱演も記憶に新しいだろう。

一方、バンドを脱退したポートノイは、アヴェンジド・セブンフォールドやニール・モーズのサポートを務め、2011年には新バンド、アドレナリン・モブを始動させ(13年に脱退)、翌年にワイナリー・ドッグを結成。さらにフライング・カラーズ、サンズ・オブ・アポロ、再始動したトランスアトランティックなど、さまざまなプロジェクトに携わり、精力的に活動を続けてきた。

ドリーム・シアターとは距離を置いていたポートノイだが、2020年にはジョン・ペトルーシのアルバムに参加。さらに2022年にはライヴ会場にポートノイが足を運び、メンバーと撮影した写真をSNSに投稿したことでも話題を集めていた。そして来年デビュー35周年を控える中、今回ポートノイがバンドに復帰。黄金期のラインナップで再び活動を行うことになった。

なおポートノイの復活に際して、マイク・マンジーニもコメントを残している。11月にMANGINI名義でのソロ・アルバム『INVISIBLE SIGNS』を発表する彼の今後にも期待したい!

「このタイミングでドリーム・シアターがマイク・ポートノイを復帰させることに決めたのは理解できる。バンドに入った最初の日から、僕の立場はマイク(ポートノイ)のすべての役割を満たすものじゃなかった。バンドが活動を続けるためにドラムを叩くのが、僕の仕事だったんだ。僕の主な役割は、連夜にわたる緊密なライヴ・ショウを維持することで、それは厳しくもやりがいのある経験だった。彼らみたいなジャンルを象徴するミュージシャンたちと一緒に演奏するだけじゃなく、ユーモアのある楽しい時間も過ごすことができて、感謝しているよ。バンドのクルーたちとも、多くの時間を楽しく過ごした。それに加えてグラミーまで受賞できて、ものすごい満足感を覚えている。ファンのみんなには、素晴らしい支えになってくれたことに感謝したい。みんなが無我夢中で楽しんでくれた様子は、大切な思い出になっているよ。最後に、このバンドもクルーもマネージメントのスタッフも本当に大好きだ。彼ら全員の故運を願っているよ」

なおポートノイは11月にワイナリー・ドッグスで日本ツアーを行うことが決定している。このタイミングで日本のファンにどのようなメッセージを発信するのかにも注目したい。