長いこと色んな生徒を教えていると、個人によってドラムに対する色んな適正がある事に気がつきます

体の大きさや性格、持って生まれたリズム感とかの組み合わせで大体のドラマーのタイプに分かれるんだけど、ドラムに向いてるかどうかは、持って生まれたリズム感の良し悪しと、それを表現するための運動神経や反射神経がスッゴい関わってくると思う。

ドラムはスポーツじゃないけど、小さな椅子の上で体のバランスを取りながら、手足をずっとバタバタ動かしてるというのは、楽器の中では一番運動に近い所にあるでしょ?

ドラムの初心者にヒールアップでキックを踏む事を要求すると、最初はバランスをとるために体が後ろに傾く人も多いけど全然ブレない人も居るし、そのことに慣れても今度はハイハットのオープン&クローズを加えると、上半身が大きく左右に揺れちゃったりね

あと、シンバルアクセントでキックも同時に踏んだり、普通にビートを刻む時もリズムの縦を揃えるために手足を同時にヒットしなくちゃなんないけど、フラムみたいにワザとずらせたりもするでしょ?

その辺の事も、すぐにつかんじゃう人と時間がかかる人がいるよねぇ…

ま、要するに手足をコントロールするための運動神経は、ある程度は必要なんじゃないかっつうこと。


あとね、周りの音に反応して素早くインプロヴァイズするための反射神経も必要よネ

自分も、子供の頃から体育は5だったし反射神経も絶対的な自信を持ってたけど、スゴーく上手くなる子達と反射神経のテストの遊びをすると、最近は負けるもんなぁ


まぁもちろん、練習量と練習の方法で幾らでも逆転出来る事だし、いいドラマーかどうかっていうのは、センスやリズム感とかメンタルとか色んなことが組み合わされて決まる事だから

ちなみに、センスを磨いたりやリズム感を向上させる効果的な練習方法もあるけど、その辺りの事もいずれ触れてみま~す。


あとね、年齢的には絶対に若い内が有利

やっぱ年齢と共に神経も筋力も鈍っていくし、覚えるのも加速度的に悪くなるモンねぇ

まだ20代の頃にもね、生意気にも個人レッスンの仕事をやって時に、まったく未経験の43歳の女性が来てね、まぁ~~~全然先へ進まなかったし

あと、30代の男性で変な癖が付いちゃった人も大変だったなぁ


そんな私もジジイになって、若い生徒や卒業生達ににドンドン抜かされてます

負けるもんかと、車を控えて下半身を中心に鍛えるようにはしてるんだけど、家での作業が続いたりするとヤバいッス


そんな事もあって、昨日は二日間で1時間半しか寝てなかったのに、朝方に日の出を見がてらウォーキングをしようと、お気に入りの城南島まで行ってきました

うちは大森なんで、車で10分ちょいなんです。

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着いた時は、まだ薄暗くて寒かったんだけど

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歩いて体も暖まってきた頃にはだいぶ明るくなってきました。

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やった~ 絵に描いた様な美しい日の出じゃ~

なむ~

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羽田空港も朝日を浴びて、超キレイ


ちょい寒かったけど、風も無くてスッゴい穏やかかな快晴で空の青さが日本じゃないみたいだった

もうこれから先は寒くて、早朝とかは厳しいだろうけど、チャンスが有ったら是非行ってみて下さいませ。

渚もあるし、お台場はもちろん東京タワーやスカイツリーまで見えて、癒されますよ


そして、その感動でセンスを磨くのです  はい…