2012.3.11    Keep on doing

毎回ブログの最後に必ず書いている締めの言葉がある。
座右の銘というほど大それたものではないが、

いまの自分の心の中心にある言葉。

それはある尊敬するアーティストからかけてもらった言葉である。


90年代初頭からのアシッド・ジャズなるサウンドの先駆けとなり、
結成から30年を超えてもなお人気が衰えね、イギリスのジャズ・ファンク・バンド

『インコグニート』

このバンドのサウンド・プロデューサーであり、ギタリストの

”ブルーイ” こと ジャン・ポール・モーニック からかけてもらった言葉である。



数年前、都内某所にインコグニートがコンサートで来日した際、公演を観に行ったのだが
運良く直接会って話す機会を作ってもらうことができた。

とても気さくな方で話しやすく、「自分はドラマーだ」と話したら、


『 Keep playing the drum !! 』


「ドラムをやり続けなさい! ずっと続けなさい!
やり続けていれば必ずハッピーに幸せになれるから!」

と言って、ハグをしてくれた。


何かすごく感動した、 涙が出そうになった、


その当時の自分の気持ち、さらには
いまの自分の気持ちにも
まさに一番当てはまる言葉だった。



まだまだ青二才の短い人生だが、それでも今までいろいろな事があった。
今はそうは思わないが、当時は
苦しいと感じるような事、乗り越えなければならない大きな壁にぶち当たった事、
さらには、今回の大震災…


その度に、
自分のやっていること… 音楽をやっていること…

を考える。


まさにこの言葉

『 Keep on doing 』

これがすべての答えになった。




やり続けると一言で言っても、続けるためには
やらなければならないことが、乗り越えなければならないことが、沢山ある。
簡単に言えることではない。

でも、
だからこそ言おう! 今だからこそ言おう!



やり続けること、 前に進み続けること、 ずっと忘れずに思い続けること、

あきらめない… 負けない…  ”何苦楚” の気持ちで…



やり続けられることの喜びを感じて


やり続けられることを幸せと感じて



『 Keep on doing 』




他の誰にでもなく 自分に言おう!

大きな大きなひとり言を…




keep on doing