パイプを始めたのは、昨年の9月くらいだったので、
始めて1年ちょっと経った事になる。
ま、まだまだ試行錯誤なのだが、
最初の頃に比べれば、美味しく吸える度合いも
かなり高くなって来た。

道具も、別にコレクションしたい訳でもないので、
ある程度揃ってしまったし、
こうなれば、僕の場合で3日か4日に一度、
1200円から1300円のパイプタバコを買うだけなので、
やはりパイプは安上がりである。

最近では、フルアロマのラールセンのマスターズブレンドが常備で、
他にバリエーションとして、ラム着香のスイートダブリン、
ボルクムリーフのバニラ、マックバレンのバニラクリーム、
などを気分によってローテーションしている。

最初は着香で楽しめ、後半はバージニアの美味しさが
立って来る。そういったチョイスに落ち着いた。
アンフォーラは、最初の頃非常に美味しく感じて、
その後もかなり試したが、何だか当たり外れが激しく、
独特の薬品臭のような香りも気になりだして、
今は、買っていない。

これを書きながら吸っているのは、
マックバレンのバニラクリーム。
文章書きには、灰が気にならないので、パイプは良い。
寝タバコが出来ないのもパイプの良い所ですな。

詰め方は、前に紹介したやり方だが、
多分、比較的ゆるめに詰めていて、
過燃焼もせず、後からタンパーの調整も利くので、
失敗が少ない。
ま、これは最もまだ試行錯誤している部分である。
ゆるめと言ってもどのくらいか?である。

ドラムのチューニングにも似ている。
「張りめ。っつってもどのくらい?」みたいな話である。
人に聞いてやってみても、全く間違っていたりする。
何かを発見するには、
現状が、まあ何とかなっているにしても、
実は、全く間違っている可能性を常に留保しておく。

ま、まだ1年だし、、、。

ひとつ最近やっている事を紹介しておくと、
「タバコの加湿」である。
葉巻やパイプは葉が乾燥していると
ボーボー燃えるばかりで、ジックリ美味しく吸えない。

専門店でも、今時そうそうパイプタバコなんて売れないだろうから、
かなり長期間在庫されている可能性も高い。
缶入りなら真空パックなのでアレだが、
パウチ物の密閉性なんて、そう高いものには思われない。
実際、缶入りの物が開けるとシットリしているのに比べて、
パウチ物では、乾燥しきっている場合が多い。

夏場なんか湿気まみれでしょう!
なのだが、
タバコ屋さんの中はクーラーで乾燥してるでしょ?

実際、パウチ物を加湿してみると、
着香の香りの立ち方が違うし、
落ち着いて燃えるので、コントロールもしやすい。

最近やっている加湿のやり方である。

タバコを買って来たら、パウチの中でタバコをほぐし、
加湿用のヒュミストーンを中に入れて閉じて、
これをジップロックに入れておく。
で、タバコの湿り具合を見ながら、2度、3度と繰り返す。
タバコを触って、若干ひんやり感じるくらいが今のところ良い。
タバコもふっくらほぐれやすく、詰めやすくなる。

タバコジャーに入れてやれば良いようなものだが、
こうすると、加湿しながら持ち歩けるのでねえ。

写真のスイートダブリンでも、加湿しないで空けても
「これホントにラム着香?」みたいな感じだが、
加湿すると、ラムの香りがプーンとする。
マスターズブレンドなんか、物凄く良い香り。

ネット上にあるパイプタバコレビューなどでも、
少し加湿すれば全く評価が違ったのではないか?
と、思われるものがよくある。

あ、そうそう、マウスピースのつなぎ目が緩くなりがちで、
困っていたのだが、これも瞬間接着剤を使った
修理方法をネットで見つけた。

ま、ジタバタいろいろやって、1年経ちました。と。