島田さん『Great Studio』→ 山崎あおいさん新曲『ふたりで歩けば』
どもーーっ ドラマーのマシータでっす
昨夜は、日本を代表する音楽プロデューサー、島田昌典さんの活動30周年を記念する武道館ライブを観に行って来たのですが、
ここで演奏されている音楽、会場・公演の雰囲気や空間、そのどれもが最高に素晴らしくて(島田さん的にいうと「バラスーシ!」笑)、
ちょっと前に、自分が島田さんとご一緒させていただいた時のこと、自分が今年体験させてもらった中で、すごく楽しくて刺激的だった音楽的体験を、ここで綴っておきたいなと思いましたので書いちゃいます
これはまだ暑かった夏ごろのお話
島田さんからお声がけいただいたのは、シンガーソングライターの山崎あおいさんのシングル曲のレコーディングでした。
そして、大変光栄にも、かの有名な島田さんご所有の、数々の名曲を生んだ、そしてリニューアルされたばかり、新築の『Great Studio』に呼んでいただいたのですが、
前もって、島田さんから、
「マシータくん、ドラムセット持ってこなくて良いから、スネアとシンバルだけ持ってきてちょうだい」
と言われていて。
それを聞いて「???」とも思ったのですが、その理由はスタジオに着いてからなるほどと気付かされることになるのですが・・・。
その新しい『Great Studio』に到着すると、、
ブースの中には、1960年代製のヴィンテージのラディック社製のドラムキットが・・・
すると島田さんが、
「このドラムはね、松永俊弥(←超パイセン超偉大)が楽器屋で選んで、カースケ(←同じく超パイセン超偉大)がチューニングしたものだよ」
と・・・。
「でも、好きにチューニング変えていいからね」
と、告げてコントロール・ルームに戻ろうとする島田さん、、、
心の中で、「(マ、マジっすか・・・!!!)」と、半ば呆然としている自分に、
「あ、そうそう、この新しいスタジオで製品版のドラム録りするの、今日が初めてだから。”こけら落とし” ね」
と・・・。
「(マジで・・・!?!? いや~、、そんなのホントもうチューニングも変える必要ないよね、、、たぶん、、、)」
・・・なんて思いながら、少し叩いてみると、あ、やはりチューニング変える必要が全く無いことが瞬時に分かりました(笑)(ヴィンテージ・ラディックの良いところがバッチリ引き出されているチューニングやミュートの状態(社外秘:笑)になっていました)
そんな、ものすごく嬉しいやら、ものすごく恐れ多いやら、とってもありがたいやらな状況下で、この日、初お手合わせとなったベーシストの高畠俊くんと良い感じでリズム録りを終えると、(持参のスネア『1964年製 ラディック Jazz Festival Oyster Black Pearl』のサウンドはイッパツで決めました)
我々の超パイセンにあたる、百万戦錬磨のギタリスト、狩野良昭さんが、エレキとアコギのダビングに来られました。
狩野さんは、スタジオ入りされてしばらくして、ここのスタジオの中をいろいろと見て回られていたのですが、
これらは全て、島田さんご所有の素晴らしいヴィンテージetc.機材の数々です
戻ってこられて、開口一番「しまやん、、ここ、世界一のスタジオだよ。。。」と。
既にリズム録りを終えた自分は「この空間、なんて心地良くて楽しいんだろう・・・」と、ふわふわした気持ちでいたのですが、
狩野さんが仰るのは、つまり、単に「世界じゅうの最高の機材が集まっている」ということ(だけ)ではなくて、「こんなに楽しくて、ミュージシャンやスタッフさんたちがワクワクして音作りに専念出来る環境、いわばミュージシャンにとっての最高の遊び場、を作ってくださっていること」、「そういう場所をご自身の音楽仲間たちに提供してくださっていること」、
そのことが、まさに
【ここは世界一のスタジオ】
なのだろうと。
僕自身は、狩野さんのご経験には全く及びませんが、そういうことなのだろうと想像しました。。。
だって、いろんな楽器の音が収められていって、重ねられていって、そのたびに「うわ~、、楽しい~~、、気持ちいい~~。。。」ってなって、なんというか「童心に還る」とは、こういうことをいうんだろうか、、とか、ここのGreat Studioにいる間じゅうずっと、そういう自分の ”ワクワクな気持ち" に対して、常に自問自答しっぱなしな状態だったから、、(笑)
で、ドラマーというパートは、基本的には一番最初に仕事(録り)が終わるはずなのに、自分は、その後は島田さんご本人が鍵盤やタンバリンを録られたり、真部裕さんらがバイオリンなどのストリングスを重ねたりと、自分は結局オケ録りの最後まで、ずっと見続け見守っていたという・・・(笑)
終盤では、日中にライブだったという山崎あおいさんご本人もスタジオに来られて、曲を作られたご本人といろいろお話も出来たし、山崎さんもオケが出来上がっていくさまを目の前で体験されて、喜んでくださってる感じが伝わってきて、携わらせていただいた僕自身も非常に嬉しかったな~~と思い出します
この『Great Studio』の空間の素晴らしさといったら、、、本当に最高過ぎましたよ。。。
音楽の制作現場の背景や裏舞台って、ホントいろいろあるんですね~~、、、
このGreat Studioには、ホントそれがありまくりでしたが
そんな、とても超素敵バラスーシな空間で録られた、
2014年11月19日リリース
山崎あおいさんのニュー・シングル『ふたりで歩けば』
をみなさま、ぜひよろしくお願いします
演奏した本人が何より自信をもってお届けします
<島田さんとベースの俊くんとワタシ>
こちらの、山崎あおいさんのニュー・シングル『ふたりで歩けば』は、NHK総合テレビ / アニメ『団地ともお』エンディング・テーマになっているし、現在ショートver.のミュージック・ビデオが公開されていますので、発売まではみなさんそちらでお楽しみください~~
個人的には1番&2番の歌詞から、3番の歌詞への流れが最高なので、ぜひみんなフル尺で聴くように 曲もサウンドも最高なのでぜひお買いお求めを
そして、島田さん、ご活動30周年、本当におめでとうございます これからも素敵な音楽を作り続けてください そしてまたぜひこんな素敵な空間をご一緒させてください
というわけで、マシータでしたーー
昨夜は、日本を代表する音楽プロデューサー、島田昌典さんの活動30周年を記念する武道館ライブを観に行って来たのですが、
ここで演奏されている音楽、会場・公演の雰囲気や空間、そのどれもが最高に素晴らしくて(島田さん的にいうと「バラスーシ!」笑)、
ちょっと前に、自分が島田さんとご一緒させていただいた時のこと、自分が今年体験させてもらった中で、すごく楽しくて刺激的だった音楽的体験を、ここで綴っておきたいなと思いましたので書いちゃいます
これはまだ暑かった夏ごろのお話
島田さんからお声がけいただいたのは、シンガーソングライターの山崎あおいさんのシングル曲のレコーディングでした。
そして、大変光栄にも、かの有名な島田さんご所有の、数々の名曲を生んだ、そしてリニューアルされたばかり、新築の『Great Studio』に呼んでいただいたのですが、
前もって、島田さんから、
「マシータくん、ドラムセット持ってこなくて良いから、スネアとシンバルだけ持ってきてちょうだい」
と言われていて。
それを聞いて「???」とも思ったのですが、その理由はスタジオに着いてからなるほどと気付かされることになるのですが・・・。
その新しい『Great Studio』に到着すると、、
ブースの中には、1960年代製のヴィンテージのラディック社製のドラムキットが・・・
すると島田さんが、
「このドラムはね、松永俊弥(←超パイセン超偉大)が楽器屋で選んで、カースケ(←同じく超パイセン超偉大)がチューニングしたものだよ」
と・・・。
「でも、好きにチューニング変えていいからね」
と、告げてコントロール・ルームに戻ろうとする島田さん、、、
心の中で、「(マ、マジっすか・・・!!!)」と、半ば呆然としている自分に、
「あ、そうそう、この新しいスタジオで製品版のドラム録りするの、今日が初めてだから。”こけら落とし” ね」
と・・・。
「(マジで・・・!?!? いや~、、そんなのホントもうチューニングも変える必要ないよね、、、たぶん、、、)」
・・・なんて思いながら、少し叩いてみると、あ、やはりチューニング変える必要が全く無いことが瞬時に分かりました(笑)(ヴィンテージ・ラディックの良いところがバッチリ引き出されているチューニングやミュートの状態(社外秘:笑)になっていました)
そんな、ものすごく嬉しいやら、ものすごく恐れ多いやら、とってもありがたいやらな状況下で、この日、初お手合わせとなったベーシストの高畠俊くんと良い感じでリズム録りを終えると、(持参のスネア『1964年製 ラディック Jazz Festival Oyster Black Pearl』のサウンドはイッパツで決めました)
我々の超パイセンにあたる、百万戦錬磨のギタリスト、狩野良昭さんが、エレキとアコギのダビングに来られました。
狩野さんは、スタジオ入りされてしばらくして、ここのスタジオの中をいろいろと見て回られていたのですが、
これらは全て、島田さんご所有の素晴らしいヴィンテージetc.機材の数々です
戻ってこられて、開口一番「しまやん、、ここ、世界一のスタジオだよ。。。」と。
既にリズム録りを終えた自分は「この空間、なんて心地良くて楽しいんだろう・・・」と、ふわふわした気持ちでいたのですが、
狩野さんが仰るのは、つまり、単に「世界じゅうの最高の機材が集まっている」ということ(だけ)ではなくて、「こんなに楽しくて、ミュージシャンやスタッフさんたちがワクワクして音作りに専念出来る環境、いわばミュージシャンにとっての最高の遊び場、を作ってくださっていること」、「そういう場所をご自身の音楽仲間たちに提供してくださっていること」、
そのことが、まさに
【ここは世界一のスタジオ】
なのだろうと。
僕自身は、狩野さんのご経験には全く及びませんが、そういうことなのだろうと想像しました。。。
だって、いろんな楽器の音が収められていって、重ねられていって、そのたびに「うわ~、、楽しい~~、、気持ちいい~~。。。」ってなって、なんというか「童心に還る」とは、こういうことをいうんだろうか、、とか、ここのGreat Studioにいる間じゅうずっと、そういう自分の ”ワクワクな気持ち" に対して、常に自問自答しっぱなしな状態だったから、、(笑)
で、ドラマーというパートは、基本的には一番最初に仕事(録り)が終わるはずなのに、自分は、その後は島田さんご本人が鍵盤やタンバリンを録られたり、真部裕さんらがバイオリンなどのストリングスを重ねたりと、自分は結局オケ録りの最後まで、ずっと見続け見守っていたという・・・(笑)
終盤では、日中にライブだったという山崎あおいさんご本人もスタジオに来られて、曲を作られたご本人といろいろお話も出来たし、山崎さんもオケが出来上がっていくさまを目の前で体験されて、喜んでくださってる感じが伝わってきて、携わらせていただいた僕自身も非常に嬉しかったな~~と思い出します
この『Great Studio』の空間の素晴らしさといったら、、、本当に最高過ぎましたよ。。。
音楽の制作現場の背景や裏舞台って、ホントいろいろあるんですね~~、、、
このGreat Studioには、ホントそれがありまくりでしたが
そんな、とても超素敵バラスーシな空間で録られた、
2014年11月19日リリース
山崎あおいさんのニュー・シングル『ふたりで歩けば』
をみなさま、ぜひよろしくお願いします
演奏した本人が何より自信をもってお届けします
<島田さんとベースの俊くんとワタシ>
こちらの、山崎あおいさんのニュー・シングル『ふたりで歩けば』は、NHK総合テレビ / アニメ『団地ともお』エンディング・テーマになっているし、現在ショートver.のミュージック・ビデオが公開されていますので、発売まではみなさんそちらでお楽しみください~~
個人的には1番&2番の歌詞から、3番の歌詞への流れが最高なので、ぜひみんなフル尺で聴くように 曲もサウンドも最高なのでぜひお買いお求めを
そして、島田さん、ご活動30周年、本当におめでとうございます これからも素敵な音楽を作り続けてください そしてまたぜひこんな素敵な空間をご一緒させてください
というわけで、マシータでしたーー