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月曜日は、香川県の高松市でワークショップでした。

羽田にて
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会場は高松市のMスタジオ。
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↑こんなフライヤーを作ってくれていました!

オーナーの松下さんは大阪のレッスンに通ってくださっていて、今回地元のドラマーさんにも是非レッスンをということで企画してくださいました。

山口に呼んで頂いた際もそうでしたが、「何年も前からyoutube見てました!」と言ってくださる方がいて、コツコツ情報発信してきて本当に良かったと感じます。

ワークショップはドラムソロからスタートし、重さを感じる、前腕の脱力、振り方、グリップの変化、音色、音量コントロールなど、ざーっと基本的なことを紹介。

一区切りして、質問タイム。予想の斜め上をいく展開に(?)皆さんしばらく沈黙でしたが・・・(笑)

ある瞬間を境に、ダブルストローク、テンポキープ、フットワークなど途切れることなく質問が溢れ出し、あっという間の2時間でした。

終了後、有志で食事。ぜひ定期的にやってくださいとのお声をいただきましたので、また伺いますね!


僕のレッスンは、具体的な技術もさることながら、その土台となる「考え方」や「感覚」を伝えることを目指しています。

今の時代、グリップやら振り方やらの個々の技術は、ハッキリ言ってyoutubeで一流ドラマーを見ていればいくらでも研究できます。

しかし、その土台になっている「身体感覚」が体得できていないと、どこまでいってもわからないし、勘違いも起きてくるんですね。

彼ら一流ドラマーが、何に向かって音を出しているのか。
どのような身体感覚で、どのように音を聴いているのか。

彼らが「何をどのように感じているのか」がわからないと、いくら技術をインプットしようとしても限界があるんですね。

もちろん、感覚は技術を練習する中で磨かれていくのですが、技術にとらわれると、感覚から遠ざかってしまうことも多々ある。枝葉の技術からいったん離れないと、見えてこないものがある。

僕はそこの部分、技術の土台になる「感覚」を伝えたいのです。

しかし、身体感覚を練り上げる作業と言うのはとても地味で、見た目には何をしているのかわからないことも多い。そこが面白いのですが、映像ではとてもじゃないけど伝えられない。地味すぎて(笑)

ワークショップでは個々の技術を伝えるよりも、場を共有することによって「技術の土台になる感覚」を伝えることを目的としています。

今回の高松でも、そういう感覚の入り口を提示させてもらいました。「難しかった」と感じた方も、すぐには出来なくて当然ですので安心してくださいね。何度も繰り返すうちに、徐々に分かってくるものですので。

高松の皆さん、ご参加ありがとうございました。またお会いしましょうね!


東京ワークショップはいよいよ明後日です。今回は平日ということもあり、申し込みは少な目。飛び込みの参加もOKです!

東京ワークショップ詳細
http://www.reservestock.jp/events/179879


おまけ:帰りの飛行機より
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