まだまだ作業中で、100%準備が整ったわけではありませんが、
東京入谷で4人からスタートし、ようやく創立5年を迎えたブロッコで、
リオのカーニバルへ参加することになりました。

事の始めは、2017年のカーニバルが終わった、帰国直前のある日。
兄弟、いとこ、友人たちから、

「ましゅう、今年レコーディングしたメンバーで、東京と同じブロッ
コをここにも作ろうと思うんだよ、いいよね? 次のcarnavalで一緒に
やろうよ」

と相談。
驚きすぎて、うれしすぎて言葉がないままだったのを、それはもう、
他にない力強さで、実現へ向けて、どんどんと手続きを進めてくれて
います。

いつかきっとそうなるように、と小さく祈っていたことが、
2018年のリオの夏で実現する。
メストリとのもう1つの約束を果たせる。
旗、持っていくからね、先生。

日本から帰国したばかりのメストリが電話口で言っていた、

「サンバに国境はないんだよ。
イキのいいbatuqueiro20人連れて来てここでやろう。」

と教えてくれた言葉通り。

新しいシャツは現地で印刷中。PA車の予約も終了。
道路(実際は公園)の占有許可、消防局の許可、これの手続きが煩雑で
大変なのだけど最終許可証も入手。
協賛のみなさんのお力と、現地、リオのメンバーの強力なサポートで、
やっとここに書いてもいいか、という段階までコマが進みました。

テーマは僕のサンバの師で、ブロッコの名付け親である、
メストリ トランビッキへの感謝。
2017年2月にリオでレコーディングした2曲と、2015年メストリが書き、
いっしょに録音したサンバを、おひざ元のヴィラ イザベルの真ん中で、
リオと東京のメンバーで声が枯れるまで歌ってきます。

ゆかりのミュージシャンへ声掛けはもちろん忘れず。
演奏だけじゃなく、僕らの周りで応援してくれている人たちも一緒に。
メストリを中心に、リオのサンバ人、東京のブロッコメンバーみんなで
手をつなぐという奇跡がおきます。

2018年2月11日 11:00 na Praça Barão de Drumond.
みんなの心にこの日の景色が刻まれますように。


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