今日はお休みの日だったので、
急いで用事を済まして、
早稲田松竹で、鈴木清順の「夢二」を観て、
それから、丸の内コットンクラブでトランペッター、トムハレルのバンドを見てきました。
僕は結構前にトムハレルさんにハマった時期があって、
サイドマンやリーダーも結構集めたりしていました。(コレクター気質が少しあるもので。。。)
ファンなもので、行かれてよかったです。
今日のライブは、ハレル氏のプレイも昔とはだいぶ雰囲気は違いますが、
なんだか、とてもよかったです。
阿呆な感想なのです。
(ドラムはアダムクルーズでしたが、素晴らしかった。
あのナチュラルなタッチ、センス。。。大好きです。)
さて、僕は、
今日観たライブがなんでとてもよかったと思うのか、
知りたいと思っているのです。(鈴木清順の映画もそうです。)
やはり積み上げてきたものの大きさでしょう。そうでしょう。
あのグレートなメンバー達も、
バンドとしてのコンセプトを、メンバーのキャラクターを、無言にシェアもしているでしょう。
僕の思う、安心感のあるいわゆるよくある流れのライブではなかったのですが、
まず感想として、とても良かったのです。
僕の中で思うような、良いもののセオリー、セオリー的な良いものは結構、危ういもので、
あるバランスを失すると、それは軽薄なものであるのだ、ということを、とても感じます。
こう書くと、当たり前ですが。。。
信頼する友達が、「下品にはなりたくない」旨を言っていたことがありましたが、
そういうことなのかな、と思います。
きちんとできていて、隙がなくて、かっこいい、ということはちょくちょくあることで、
とてもテンションも上がるし、そうありたいと、だいたい思いがちなのですが、
とても考えさせられる、いいライブ(と映画も)でした。
帰ってきて、トムハレルの昔の音源も聴いてみたくなり、
で、ジムホールの「ジーズルームス」を少しだけ聴きました。
(他にもホレスのバンドとか、フィルウッズのとか、マイクルドンとか、たくさん思い浮かびます。リーダーではformsとかpassagesとか。。。)
素晴らしい。。でも、なんで、感動ってするのかな。。
わかる日が来るのでしょうか?
当分また、トムハレルを聴いて過ごせそうです。
いいライブを見て気が向いたので、
恥ずかしい更新でした。。
おやすみなさい!