マインドフルネスでは「今、現在」を盛んに言うんですが、

基本の瞑想で、呼吸の際のお腹の膨らみ、へこみなどに集中するのも

それが「今現在」起きている事だからですね。

 

ま、不快な想念を含むほとんどの思考が

過去と未来に基づいているとすると、

「今現在」に気付いて集中している間は、そういった想念は減る。

 

これ、マインドフルネス以前から怒りや不安がしつこく繰り返す時とかに、

やってたんですよね。出て来たら視野の中にある何かに集中する。

ま例えば道路標識とか。すると消えてしまう。

マインドフルネスが、そういった事をうまく説明していたのも、

やってみようと思ったきっかけかもしれない。

 

で、体系的にやってみると「今現在」って意外と豊かで、苦悩もない。

という事が分かってきます。

散歩しててもずっと何かを考え続けていれば風景も目に入りませんが、

「今ここ」に気が付くと、四季の移り変わり、ちょっとした花にも気づきます。

 

幸せって、けっこう刹那的なんですよね。

「うわー、最高!」っていう時も何度かあったけど、

2000バンドの中で「グランプリ!」とかね。

一晩寝て起きたら普通でしたよ。

 

山で草原に寝っ転がっていると「あー、このまま死んじゃっても良いや。」

っていうくらい気持ち良い事もあるけど、

しばらくすると、シャツが湿って来て寒くなって来て、、、。「さぶ、、、。」

多分、こういった感覚をもたらす脳内物質の効果の持続時間が

それほど長くないからでしょうけどね。

幸福感って、長く続かない。

 

人間なんてララーラー。

 

と言いたい訳ではなく、「じゃ細かくいっぱい味わっちゃえ!」

「今現在」に敏感になると、それも可能なんですよね。

ま、女性の方がこういう幸せを知ってる度合いは高そうですけどね。

それまで何話してても、子犬が居たりすると

「かーわーいーーー!!!!」

最近、ちょっとこんな感じですけど。

 

ああ「凄い人」って、こういう人多いですけどね。

ま、経験に脳の多幸間物質が関わった方が記憶力は上がると言いますし、

その積み重ねで「凄い人」になった。というのは有りうる話。

ま、脳科学にも興味持ってみて、

どう考えても「面白い!」って良い事ずくめですけどね。

 

ま、ほんとに困った事が有るとしてもですねえ、

その事をベターっと一日中苦しみ続ける事は無いんですよね。

ベターっと考えていると、当然脳は過緊張となって疲弊します。

疲弊した脳では、問題解決の良いアイデアなんて考えられない。

問題だ問題だ。と思っている事が考え方、見方を変えれば、

実は問題ではなかった。という事もよくある。

 

「今現在」を感じると、囚われている視点が一度切れます。

一度切れると、視点が変わる。視点が変わるとアイデアも出て来ます。

ま、はなからいろんな視点で見てれば良いんですけどね。

残念な事に人間って考えに囚われちゃいやすいんです。

 

で、「問題」も実は「今現在」にはほとんどの場合、無いんですよね。

寝しなに不安に囚われる。

でも、冷静に観察すれば「今現在」は暖かい布団の中でヌクヌクしている。

今ここに苦悩は無い。考えるべき時に考える事にして、

ヌクヌク休めればよろしい。「まいっか、、、。」

切り替えが出来る。ってこういう事ですね。

昔は出来なかったんですけど。最近出来る。

 

瞑想の10分とか15分も脳の休息になるし、視点の柔軟さをもたらす。

でしょう。

 

なんかスッキリしますしね。良い習慣だと思うし、

脳の構造が変わる。っていう研究もあるんです。

2年以上は、やってますけど、実際「変わったなあ。」

と思いますもん。

 

ま、瞑想というか考え方なんですよね。

必要に応じて意識的に「今現在」に立ち戻る。

「うわぁぁ、、、。」と思ったら、床についている足の裏の感覚を

ちょっと感じてみる。とか。

 

ま、ちょっと瞑想くらいした方が、セロトニンとかの効果は得やすいか、、、。

ま、それはあるわな。

 

生まれてこの方、今が頭の中が最も楽。

必要な時に自然とアイデアがふっと出て来るし、

ま、生きてる限り「問題」は起こり続けますけど、

ナントカなる気がする。

 

おお、ブログ書くのも慣れて来た。