2019.8/16 以前、内戦で疎開した経験があるアフリカ人の友達に、



以前、内戦で疎開した経験があるアフリカ人の友達に、「日本の政府は憲法を変えて戦争ができるようにしようとしてしまっている」という事を言ったときに、「日本は戦争が終わってからそんなに時間がたってないから、まだそうするべきじゃない」と答えられた。そのときに、戦争をするのがある意味世界のスタンダードな考え方なのか、とショックを受け、自分は平和に守られた中で甘い考えをしていた事を知った。過去にあんな悲惨な事があったんだからやめよう、という事では、やめるのは難しいのかもしれない。戦争をやめるためには、戦争をしたいという欲求や本能が人間の中にある事を受け入れ認めた上で、新たな方法を考え、進化していかないといけないのではないだろうか。
アフリカの狩猟採集民ブッシュマンは、平等主義と平和を実現するために、徹底した努力をなされた文化を持っているという。10万年前に他の人種と分かれた後、彼らは変わらない石器時代の生活を続けたとされるが、それは物質的な話だけであって、音楽や精神文化についてはそんなはずは無いと思う。彼らは本当に必要なものだけを洗練させていき、究極に精神性の高められた文化を作り上げたのだと思われる。その他の人々が高めた物質文明は素晴らしいものであるが、同時に今のところ地球を滅ぼしてしまう残念なものである。行き詰まった文明文化からの更なる進化のためには、高度な精神文化が必要だと思う。
8/20からブッシュマンの人たちに会いにボツワナ、ナミビアのカラハリ砂漠に行く。現在のブッシュマンがどんな生活をしているかはわからないが、彼らと会ってみる事から始めようと思う。

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