無我夢中 | ヘンテコブログ

無我夢中

この前、リハに行ったら、某マネージャーさんが、お疲れの様子で、みんなで心配したら、、
忙しくて自我を失ってるけど、逆に自我がないと楽だよー!ってニコニコ仰っていました、、。

冗談なのか、何なのか、、でも、凄い仕事量をされていたので明らかに大変そうだったのは確か。
どの世界もそうだけど表に見えるものだけが全てではなくて、見えないたくさんの力でモノは作られているんですよね。本当に頭が下がります。

昨日のブタ音楽祭🐷あの世界は、関わった沢山の人と、そこに来てくれたお客さんで作られたものでした。皆さんありがとう。
サーカスとか大道芸って、その場にいる人たちで作り上げていくっていう要素強くてそれが魅力のひとつですよね。


で、話はそれましたが、、リハの日に戻ると
その自我がないと楽だよっていう話から、
無我夢中って我を忘れて夢中になることで、それってめちゃくちゃ気持ちいいよくない?ドラム叩いてる時そうじゃないっ?て話になって。
たしかに、我を忘れて叩いてる時の演奏って、あそこ走ったとかミスタッチしたとか、ブレたとか、色々あっても、得体の知れない何かパワーとか、喜びとかある気がする。
FU-CHING-GIDOのリリースパーティーでも、
夢中すぎて、ここはどこって??
てぶっ飛んでたし(構成まですっ飛ばしてギドさんをビビらせました、すみません笑)

そして、昨日は、ずーっと無我夢中で正直、どうだったか、とか覚えてません。
ただ楽しかった気持ちが風景が残像のように残っているだけ。
目の前で凄いことがいっぱい起きていて、自分の演奏だけに集中もしていられず、普通に感動したり、ウキウキしたり、ビックリしたりしていました(笑)
それが全て音になって飛んでいったように思います。
3人だけだからな、あーしよ、こーしよ、って個人練では頭で考えるんだけど、結果、一緒に鳴らした時に、出したい!って思う音しか鳴らせないのであります。
それだけパフォーマーのみんなや、小春やももちゃんが私の心を動かすパフォーマンスをしたということです。そこにオーディエンスの反応も大切な力を持っていて、それで心も演奏も動く。

自分もそういう、心を動かす存在になれているだろうか、、てよく分からないけど、
いつだって無我夢中に、そういう心動かす演奏ができる人になりたいと思います。
そのために、地道な練習がある。


無我夢中いい言葉だなって改め思いました。



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