さてさて、光の如く1月〜2月と過ぎ去りました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

どーも。

 

 

僕です。(・∀・)

 

 

自分初のミニアルバム【大正プロレタリア】の制作で去年末から今まで駆け抜けて参りました。

去年〜今年に入ってから小島商店の通販も開始したり、色々ありすぎた数ヶ月。

ほぼ日刊で、その制作の裏側とか、楽曲の解説とかできたらいーなーと思い、つらつらと書き記していこうと思ってます。

 

また、昨年から続いているコロナ禍。

世間的に、また1プレイヤーとして苦難の一年でした。

 

でもね。

 

考え方を変えてみれば

『自分自身を見直す機会』であったような気がしています。

 

自分の年齢的に考えて

もしかしたら

 

ここまで深く自分自身に自問自答し

やりたい事に対して行動し

チャレンジできる時間というのは

 

人生でラストチャンスかもしれない

 

そう思ったら、ただ暇を持て余している時間なんて無い。

そんな風に思ったんです。

 

サポートドラマーとして、この16年、色々なサポートとして叩いてきました。

誰かの音楽を、アーティストの世界を共に描く。

ライブで表現する。

 

それが自分の仕事であり、ドラムだけではなく、表現する人達の『サポートをする職人』でなければいけない。

その考えは今も変わりません。

 

ですが、世界がコロナ禍に陥り、『サポートドラマー』としての活動が制限された時に気がついたんです。

 

『自分は、自分の世界を描いた作品が無いのではないか。』

 

 

『レコーディングとか、ライブ録音とかは別として、すぐ目の前で聴いてくれている

『みんな』がいるから成立するお仕事なんだ』

 

『自分が描きたかった世界って何だろう?』と。

 

3年くらい前から作曲活動は『ほぼ趣味』で始めてたんですが、それまではやってませんでした。

その理由は

 

『自分の周りにすげぇ素敵な曲書く人がいっぱいいるじゃん。』

 

自分にはできない事だと思い、『その名曲達をサポートしたい』って思いが強かった。

だから曲は今まで書いてきませんでした。

 

話変わって

 

【セルフレコーディング】。

自分が10代の頃は

『自分の演奏がCDになる!』という事は、

 

『選ばれし者』、すなわち

『メジャーデビューしなければ出来ない事』でした。

 

 

ですが、

PCや機材の進歩により、ひと昔前から色々な楽器が自宅でレコーディング可能になり、CDを個人で制作する事も今や珍しい事では無くなりました。

 

自宅で録音できると言っても、マイクを通さない楽器、エレキギターやベース、キーボードのプレイヤーが主にできる事です。

(歌など、大音量でなければマイクで録音できる環境の方もいらっしゃると思います。)

 

大音量を繰り出すドラムはどーしても『防音』をしなければいけない。

しかも生楽器なのでそれぞれのドラムやシンバルにマイクを立てなければいけない。

すなわち『予算』『手間』がとてもかかります。

 

それでも自分としては

『他のパートの人みたいに、自分の音を自分でレコーディングしてみたい!』

 

って思っちゃったんです。
相変わらずアホな発想です。

 

安い機材を少しづつ買い集めつつ・・・

一人でコソコソ録音してニヤっとしてるのもつまらないので

 

その研究結果を発表する場として『叩いてみた動画』をアップしてました。

今思えば『承認欲求』ってやつだったのかもしれません。

そう。ただの自己満です。

 

趣味で演奏したい曲を粗方演奏し尽くし、『自分でもっと録音したいなー』と思った時に考えつきました。

 

『じゃあ自分で演奏したいって思う曲作って叩けばいいじゃん!!著作権とか気にしなくて良いし!』

 

・・・・・・

 

『パンが無ければケーキを食べれば良いじゃない!』

的なノリです。

 

相変わらずアホな発想です。

実はそれが作曲を始めるきっかけの一つでした。

 

(2章に続く!)