(1章より続き→)

 

いざ『曲作ってみっか!』

と言ったところで、私はドラマー。

 

しかもギターもベースも鍵盤も弾けないと来たもんだ。

 

弾けないって言っても、幸運にも

 

『ド・ミ・ソを押さえたらCメジャーのコード!』

『レ・ファ・ラを押さえたらDマイナー!』

 

程度の知識はありました。

恥ずかしながら、本当にこのレベルから作曲始めました。

これ、たかだか3〜4年前の話です。

 

 

DTM(音楽をPCに打ち込んで作るソフトとかの名称。「DAW」とも言う)始めるにしても

『あれ?音が出ないぞ?』
『あれ?音程が変だぞ?』

『ピアノの音が出したいんだけど、どーやったら出るの!?』

 

みたいに、散々たる状態。

 

そんな中、年が明け2018年になったばかりの頃

DTMを始めるちょっとしかきっかけが訪れます。

 

ウチの息子氏の小学校の卒業式で、PTAの親御さん達が

レミオロメンさんの『3月9日』をピアノの伴奏のみで歌うことになったのです。

 

ウチの奥さんがPTAの役員をしていて

いざ、親御さん全員で練習をしようとしたら

 

『コーラスの音がわからない!』

 

という事態になって、練習が暗礁に乗り上げたそうです。

ピアノとメロディー、コーラスの譜面はあるもの、それだけで歌を歌える人は少ないでしょう。

 

『・・・じゃあ、やってみよか。』

 

子供たちのために何かお手伝いできるなら・・・と、譜面を見ながら自分が打ち込みで
メロディー・コーラス・伴奏を譜面のまま打ち込みました。

 

確か

 

◆伴奏とコーラスだけ

◆伴奏とメロディーだけ

◆全部混ぜたもの

 

3種類の音源をmp3で用意して、奥さんに配ってもらった覚えがあります。

もちろんノーギャラです。

 

実はこれが『曲の最初から最後まで』全部打ち込んだ初めての曲でした。

 

この経験から

『もしかしたら作曲できるんじゃないか?』

と、思うようになり

卒業する息子に贈った楽曲

 

『君が産まれた日』

 

が産まれました。

(CD『紫陽花色の雨』に収録されています)

 

そこから
『自分が演奏したい曲を、頭の中で鳴っている曲を作ってみよう』

 

・・・

 

そうして出来上がった曲が

 

『紫陽花色の雨』

 

でした。

 

 

(3章に続く!)