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Drummer / Drum Instructorの K-FUNK a.k.a. 本間克範の日記です。 コメント宜しくお願いします。
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新潟では少しずつ文化活動、表現活動が戻ってきています。

ワタクシで言えば演奏の現場が、人数制限があったりはしますがかなり戻りました。



それと同時に、

ライブやコンサートに足を運んでくれる方々も、

「やっと見られた」

「久しぶりに感動した」

と感想を下さいます。

有り難い事です。




ただ何というか、

それに甘えてはイカンと思っています。



よくこんな話を耳にします。

「やっている側が楽しんでやらなきゃ、見ている人が楽しめるわけがない」

勿論それは一理あります。


しかし例えば、

楽しんでいる様子を見るだけでいいのであれば、

子供達が公園で遊んでいたりおもちゃで遊んでいたりする様子でお金がもらえる話になります。

そこに人並外れたテクニック及びセンスを見せる場面や、

神懸かり的な偶然の所謂「持ってる」一瞬が見られたりしたら、

初めてそれが「エンタテインメント」になり得ます。



また例えば、

「ライブの雰囲気がいいんだよね」

ともよく言われます。

コレ、やる人のお陰だと思っている人が

やる側の人に多いんですよね。



「雰囲気」って、その場所が醸し出すものですからね。

ワタクシ的にはやる人はその「雰囲気」に7割がた関与していないと思います。



残りの2割は、やる人が変わっても大して変わりません。

やる人が変わることで変化する要素なんて、

実は最後の1割程度じゃないですかね。




そもそもライブやコンサートに足を運んで下さる方は、

かなり能動的に音楽を楽しもうとされる方々です。

その時点で、

場所や雰囲気、

そしてその場で全身で浴びる音を欲してその場に来られる方です。



それはやる人のお陰ではありません。



その、最後の1割をもっと大きな割合に広げることが、

我々やる側の役割であり責任だと思うのです。




先にも書いた、

「テクニック」や「センス」を表現にまで昇華させて

初めて「エンタテインメント」を創り出していると言える訳で、

他の人に「上手い上手い」と囃し立てられてステージに立つのは

ほぼ「町内会のカラオケ大会」と変わりありません。



つまりそれでお金は取れませんし、取ってはイカンと思うのです。



ワタクシは一応演奏を生業の一部としております。

その自分に対しての戒めとしても、

これらの事柄は常に意識していますし、

一生意識し続けるべき事柄だと思っております。



「新潟は残念ながら文化レベルが高くない」



数々の名プレイヤーの演奏を生で観て来られた方からお聞きしたご意見です。



新潟でライブをやって多少なりとも対価を得るという行為をされる皆さんは、

この言葉をどう捉えられるでしょうか?


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