前回に引続き、誰が興味あんねん企画の続編です(笑)
前回は2種類のコンガ(11.75 / Classic model の木とGaraxy のファイバー)にニュースキンを張って、G#からCまで半音ずつチューニングを変えての倍音の比較でした。
そもそもなんでそんな企画か?ってのは前々回に書いてあるので、そちらを。
で、今回はサイズを変えてキントで、CからDまで、半音ずつチューニングを変えて倍音がどうか、ってことをやってます。
わしもずっとそうやったけど、キント・トゥンバの組み合わせで使ってる人って多いと思うんで。
前回の企画で分かったことは、コンガ(11.75)をCまで上げて使うと、木であれファイバーであれ倍音がごっつい、てこと。
ただ、ライブで使ってみて、マイクを通して録った音を聞いてみると、そこまで気にするほどではないかな、てこと。
実際の演奏中もpやmpでのシーン以外はそんなには気にならん。かった。こないだは。
あ。でも、今回はライブで使ったんはウッドやし、ファイバーやと選択肢に入ってけえへんかも。
わしは手元にあるGaraxyはキント・コンガのセットやさかいに、コンガをメインにして使うことはまあないと思うけど、GaraxyやPatatoをコンガ・トゥンバでニュースキンでって考えてる人は要注意かもね。
ガッツリ全編サルサみたいなテンションの曲目なら問題ないやろけど。
まぁ、それはさておき。
今回の比較は前回同様Classic のウッドとGaraxyのファイバー。
で、ClassicにはLPのノーマルの皮。で、Gαraxyにニュースキン。
今手元にClassic用のニュースキンがなくて、どっちもニュースキンでっていう比較が出来へんかってんけど、結論から先に書くと、キントに関しては、経験からもニュースキンでも皮でもコンガ(11.75)みたいに倍音が耳につくってことはない。
ま、あくまでもわしの場合は、やけど。
今回使ってるヘッドは、皮もニュースキンもそれなりに使い込んでるってこともあって、余計と倍音が少ないんやと思うけど、どっちもさらやったとしてもキントの場合はそないには気にならんと思う。
ボディが木であれファイバーであれ、やっぱし皮の方が断然音色はいいし間違いないんやけど、何かにつけてニュースキンは楽。
ニュースキンを使ってる人に理由を訊けばきっとみんなおんなじ答えやと思う。
とくにサルサみたいなハードな現場の場合はなおさら。
最近は少なくなったけど、音の環境が劣悪でモニターは無いは、マイクもろくに立ってないは、周りは爆音やは、ってな現場がようあったもんね。
人が多くて湿気が多くてなんぼチューニング戻してもまた下がって、おまけに湿気が多いもんやさかいに皮も湿ってて音も抜けへんし、自分で何やってんかさっぱり分からん、みたいな💦
だからニュースキンに限ったわけやなくファイバーのヘッドは有難かったよね。
むかしのRemoのファイバーのんなんてニュースキンなんかよりももっと倍音キンキンしてたけど。
チューニングは変わらんしパキパキ言うさかいに爆音の中でも音通るし。
むかしはパタパタに置いてあったコンガがそのヘッドやったなぁ。
ファイバースキンていうみたいやね。
スキンディープってのはそれの後継かな。
当時はあまりに音が下品やさかいに好みやなくて使わへんかったけど、今なら逆にあの頃っぽい音がするからアリな気もするなあ。
PatatoのキントにファイバーでC#とかD、ってTimba全盛の頃はよう聞いた音やもんね。
まぁ、かといってせえへんけど(笑)
コンガとキントとを試してみて分かったのは、口径が大きくなるとファイバーを張った場合倍音がごっつくなる。ってことかな。
あとは、コンガ(11.75)の方のニュースキンがもうちょい馴染むのを待って、それでも倍音がひつこくてペラってした音が続くようやと、ライブの時はEQ触ってもらった方がええんかも。
プレイバック聴いた感じやと、現状のままやとちょっと音が軽すぎるかな。
もしくはキントに戻すか。
まあでもしばらくはコンガを使ってみよかな。
やっぱしだいぶ楽やったしなあ。
てことで、倍音の比較その2でした〜〜
誰が興味あんねん(笑)