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【備忘録:留学の思い出】2010年1学期目編-7

 後日SさんとサンウクとMくんと一緒にセッションをしようということで集まることになりました。

校内では授業の終わった後の時間に空いている部屋を借りて自分たちでリハーサルに使ったりセッションに使ったりできるのでした。

4000人ほどいる生徒の中でたまたま出会ったみんなでしたがびっくりするほど上手くめちゃくちゃ刺激的でした。
その後もこの顔ぶれを中心に連日暇さえあればセッションばっかりしていました。

 Mくんも僕と同じく5 week program(夏季講習)に参加していたらしく、その頃からの知り合いをたくさん紹介してもらいました。
この友達たちというのが校内でも指折りの強者揃いで、というのも彼はその夏季講習の頃から奨学生として参加していたらしく周りの友達も全額奨学金か、更にその上のプレジデンシャル・スカーラーシップ(学費免除上に生活費まで出る)の生徒ばかりなのでした。
校内ヒエラルキーの頂点にいる方々といったところですな笑

そんなヤバい奴らを毎日のように紹介されていく中で特に衝撃的だったのが、同じドラム専攻のティムという男でした。
彼はマサチューセッツ州出身で、つまりボストンもほとんど地元のようなものでした。
流石に実家は遠いらしく彼は寮暮らしでした。Mくんも僕のルームメイトになる前は寮だったため、よくゲストパスを出してもらって寮に入って遊びに行っていました。

ティムの部屋に行くと当然音楽の話になるのですが、聞いてる音楽が本当に衝撃的で、当時の僕には今思っても有り難すぎる情報をたくさん彼に教えてもらいました。

つづく

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