2019年まで毎年にわたりクリスマスに行われてきたA HUNDREDBIRDS ORCHESTRA(以下AHBO)ライブ、僕もかれこれ20年近くお世話になり、この恒例行事のようなクリスマスライブにも参加させて頂いておりました。少人数編成の時のパーカッショニストとしても参加させて頂き、数年前からはAHBOライブの時には最低4名からなるパーカッションチームのパートリーダーとしてもお仕事させて頂いてる事は、自身の打楽器奏者人生において、光栄極まりない事です。
そのような一参加メンバーの僕が、表題の件に関して公式に発表するという立場にはありませんので、あくまで個人的に僕に関わりの有る方々、また僕を通じてAHBOを身近に感じてくださった皆様にご報告という事で、書かせて頂きます。
昨年の話になりますが、これまでのAHBOクリスマスライブをより特別なものにしようと、外部の企画・制作会社、スポンサーの方々と共にコロナ過の中でのライブ開催を計画しておりましたが、クリスマスが近くなるにつれ、増えてくる感染者、そして緊急事態宣言によるイベント関係の自粛ムードが高まり、その結果、開催を断念せざるを得ない状況となった事は皆様もご存知かと思います。私たち関係者全員にとっても、大変に残念なクリスマスになってしまいました。
そして昨年実現できなかった特別なオーケストラライブを今年こそはお届けしようと、昨年に続きスペシャルな内容での予定を立てているという事を僕らも伺っており楽しみにしておりました。
しかし、未だ完全にはコロナ以前の状況に戻らない現時点での社会情勢の影響等もあり、リハーサルから本番に向けての出演者、および関係者全員のスケジュールの調整がクリスマスの本番を行うにあたって厳しい状況で、今年もやむを得なくクリスマス時期の開催中止を判断せざる得ない状態となった旨の連絡をAHB Productionから受けた時は大変に残念な気持ちになりました。
僕ら出演ミュージシャンにとっても、2年続けてこのAHBOと、そして皆様とクリスマスを過ごせない事は本当に寂しい事です。何卒ご理解を頂けますよう心からお願い申し上げます。
簡単ではありますが一先ずご報告とさせて頂きます。
村上孝則