先月11月16日と17日に新国立劇場で行われた服部克久メモリアル・コンサート「Concert for Katsuhisa Hattori サウンドメーカー服部克久の世界」に総勢70名の音楽畑オーケストラの一員として参加しました。

 

 

 

 

打楽器は小竹満里さんと

 

コチラのコンサートの模様が12/17(金)21:00~ BS-TBSにて放送されます。

 


人生初、号泣しながらシェイカーを振ったえーん感動のコンサートです!お見逃しなく!

 

 

ここで克久先生との思い出を少し

 

僕は世代的にご子息の隆之さんとご一緒する事が多いのですが、もちろん克久先生にもレコーディング、コンサート、歌番組など大変お世話になりました。

パーカッションに関してはクラシック系はティンパニやSus.Cymが「ここぞ!」という所に入っていて全体の構成のなかで重要なポジションに置いてくれてるのがよくわかります。(生放送10分前にリハで納得いかなかったのかティンパニの譜面差し替えで音数めちゃくちゃ増えてて😵2台しか無いのに必死でやったのは今となってはいい思い出です秘密

一方でラテン、ポップス系のパーカッションは「お任せ、好きにやって」というスタンスが多く、ミュージシャンのセンスを信頼してくれて 仮に自分の意図と違うアプローチで叩いたとしても「そう来たか」と広い器で受け止めてくれるような暖かさがあり(本心はわからないてへぺろ)、そのあたりは隆之さんも受け継いでいらっしゃるような気が勝手にしています。違ってたらごめんなさいお願い

 

 

数年前、とあるレコーディングで「明珍火箸風鈴」という姫路の職人さんが作っている火箸の風鈴を音楽に取り入れたい ということで僕が呼ばれ、克久先生所有の「玉鋼」という特別な鉄を使って作った火箸風鈴(目玉が飛び出るくらいの値段目)を一人で即興で録音しました。僕も明珍さんの火箸は好きでいくつか持っていったのですが やはりあの玉鋼の音色は格別で忘れられません。僕のとすり替えて持って帰りたいくらいでした笑

テイク1で「OK!」となり、あっと言う間に終わったレコーディングでしたが、一対一で色々お話できた大切な時間でした。

 

またあの音聴きたいなぁ

隆之さん 今度使ってください!