わしのまま

ラテンパーカッショニスト「とくじろう」のブログ

Gracias, ありがとう。ぺっぺいさん

久しぶりの更新がこんな記事になってしまうとは。。。

 

自分にとってパンデミのメンバーは家族のような存在(ある意味ではもっと強い繋がりかもしれない)。

100%信頼してて、しばらく会ってなくてもその縁が切れることはないし、いつでも無意識レベルで気にかけている、自分の一部のような。

わしが実家で過ごしたのが18年で、ぺっぺいさんと知り合ってからがもう20年以上。

パンデミの前身、サブロス(Sabrosura del sonido)時代にはかなり濃密な時間を一緒してるから、そんなふうに感じるのは自然なのかもね。

お通夜と告別式、関西在住でないメンバーも含め、結局メンバーの全員がどちらかに参列させて頂いているところを見ると、みんな多かれ少なかれそんなふうに感じてるんかな。

ええバンドやなぁ。

 

 

ぺっぺいさんと最後に直接会ったのはいつやったか。。。

パンデミのオンラインミーティングでちょくちょく顔を見てたし、そんなに会ってへん気はせえへんねやけど。

 

今年はパンデミの久々のライブをということで去年から話をしてて、具体的な日程も出てきて、その辺りのミーティングをする予定のその日に入ってきた訃報。

前日のLINEにもふつうに「了解〜〜」って返事があったし、最初聞いた時は何語で話されてるのか解らんかった。。。

 

今年は大きな発表とともに久しぶりにみんなで音が出せる、って思てたのに、そんな発表なんかよりもよっぽど衝撃ごっついやんか。

 

サブロスで一緒するようになったのが20代後半。

以来あれやこれやと一緒する機会も多く、色んな場面で支えてもらったり背中を押してもらったり、泣き言を言ってはたしなめられたり。

音楽的にも、そうでないところでも、何かあった時に相談しようと思う、思える、数少ない人やったし、今度会った時に聞いてほしいこともあったのに。。。

 

しっかりと太い幹があって強く、広く許容する優しさと包容力がありつつ、子供心も忘れず持ちながら、冷静で。

人柄は音に出るって言うけど、まさにそういう音やったし、人やったなぁ。

SNS上のぺっぺいさんを偲ぶ投稿を見ていると、どこでもそうやって頼られて慕われる存在やったんやなぁっていうのが伝わってくる。

 

自分の番になったとき、こんなふうに思ってもらえんのかなぁ。

どんなふうに思われるんやろ。

ふと思てまう。

 

ぺっぺいさん、わしはとうていぺっぺいさんみたいな大きい人間にはなれそうにないけど、自分なりに、音楽も人生も、頑張ってみますわ。

ひとまずはお別れやけど、これまで色々ありがとう。ほんまに感謝してます。

パンデミは生前話してたような感じで進めていくからね。

当日は一緒におってよ。

 

それから、気が向いたら夢枕に立ってくれてもええんやで(笑)

ということで、また連絡します!