レナード衛藤のブログ

Facebookやインスタが多くなりましたが、書き留めておきたいことはブログですね。

取り戻せた感覚

2023-03-23 19:52:37 | 太鼓と旅して40周年記念

「レオクラシックス・アンサンブル」としてジョージアで公演を行ったのが、昨年11月。

それ以来のブログとなります。

ジョージアではニーナ・アナニアシビリさん率いるバレエ・カンパニーとの作品という難易度が高い中、過去のハードな曲(族、LION、千里馬など)と向き合うことで、今の自分の在り方がおぼろげに見えてきました。そして、この流れとは別に鼓童という身体表現(リズムや空気感など)を持たない太鼓奏者とのコラボやアフリカン&コリアン・グルーヴを浴びたことで、その在り方がより鮮明になったように思います。

年明けて・・・
京都公演中止という副反応はあれど、旅の直感に自分の活動を賭けてみようと思ってフィリピン・ソロツアーへ。
 
 
求められるならば、どこでもどんな環境でも私は太鼓と良好な関係を作れると改めて確信した旅となりました。
 
Photo: The Japan Foundation, Philippine
 
40年で培ってきたミュージシャン魂なんて言うのはおこがましいかも知れませんが、ジョージアとフィリピンで久しぶりに旅の直感「俺レオ、俺自由」を取り戻せたような気がします。
 
その混沌としたフィリピンが皮膚感覚、いや、腸内環境に残っているまま「太鼓と旅して40周年記念」東京&名古屋ライブを強行突破。

新宿ReNYのライブでは旅の直感とともに冴えてくる反射神経を楽しんでいましたが、フィリピンから帰国5日ということもあって、途中で腕が壊れちまいました・・・。
 
Photo: Maiko Miyagawa

さすがにスパッ!と「これが次のイメージ」とはいきませんが、新しい音に向かって「俺レオ、俺自由」であるためにブレンドラムスを再起動させようと思います。本当だったらアルバムを作りたいところですが、じっくりライブを重ねていけたらと思っています。
 
Blendrums(ブレンドラムス)
blend+drums「混ざる太鼓」の造語。太鼓と混ざり合う叩く音にフォーカスしたライブ。ドラムスやパーカッションだけでなく、タップとの創作はヨーロッパや東アフリカツアーにまで展開。2007年アルバム"Blendrums"リリース。
 
まもなく、母の命日。
今の私と同じ60で旅立ちましたが、私は太鼓との旅をまだまだ続けていきたいと思っています。
 
Photo: Maiko Miyagawa
 

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